<   2013年 01月 ( 3 )   > この月の画像一覧

「わたしを離さないで」

「わたしを離さないで」 BYカズオ・イシグロ

たんたんと、それでいてち密に描写される3人の幼馴染たちの日常。
トミーとキャシー、そしてルースが育った場所が、
単なる孤児院ではなく、ページをめくるごとにその場所の真実や、
彼らが抱える不安と希望の理由が見えてくる。

本やストーリー自体が素晴らしいというものではないけれど、
卓越された文章力にどんどんページをめくってしまう。

「将来がない」と自覚した彼らが、お互いにしがみつくように生きていく姿。
仲間を幸せにすることで、自分の生きたあかしを残そうとしている姿が
“哀しい”というよりも“染みた”。
最後の一人へむけられた同情の視線も、
丁寧にエピソードが重ねられているからこそ納得できる。

トミーがキャシーのためにテープを探すエピソードの意味が、
ページをめくるごとに変わってくる。

マダムが語った「わたしを離さないで」の解釈に驚かされ、そして納得させられた。
[PR]
by usedpeople | 2013-01-09 19:49 | 本。

ぼくを探しに

ぼくを探しに BYシルヴァスタイン

3分で読み終わる本。
シンプルな絵柄のシンプルな絵本。

自分のかけらを探し続けていた主人公が、
自分にぴったりなかけらを手に入れて……。

“かけら”がなにを意味しているのか、
読む人によって、読む時期によって変わってくるように思える。
せっかく手に入れたかけらを手放すことを、
“欠けている状態”をポジティブに描いている。

ふと疲れた時に手に取りたい一冊。
[PR]
by usedpeople | 2013-01-04 13:22 | 本。

2013年は本をたくさん読む!!

幼馴染が本大好きな人で、図書館の使い方とかも幼馴染と一緒に行って知りました。
小学校時代は、雨になると彼らと図書館で過ごしていました。

中学時代は部活ばかり。

高校時代は同級生に、名作を中心に1日に何冊も読む女がいて、
そのおかげで夏目漱石の『こころ』を読みました。
彼女がいなかったらきっと一生読まずにいたでしょう。
卒業式には彼女に『絵のない絵本』と『少年』をプレゼントしました。
さらに猟奇殺人犯を特集したマーダーケースブック(ディアゴスティーニ)を
購読しているへんt……女がいて、毎週借りて読んでいました。

大学時代は映画関係の本を、歴史について書かれた本から映画原作から、
評論から映画秘宝からとにかく読んでいました。

社会人になってからも、友人たちから勧められた本を読んでいたし、
ディズニー勤務時代はとにかく日本語が恋しくて、いろいろ本を読んでいたものなのに、
去年はまったくと言っていいほど読まずにすごしてしまいました。

反省!!
今年はいっぱい本を読むぞ~♪
[PR]
by usedpeople | 2013-01-03 16:27 | 本。