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「11分間」by パウロ・コエーリョ

「11分間」by パウロ・コエーリョ


-いつだって選択を間違える

コエーリョの本は、いつでもその時に必要な答えを与えてくれる。
“与えてくれる”というのは少し違うのかもしれない。
コエーリョの本は、読みながら自分自身と語り合っているような体験をさせてくれる。

幸せも不幸も関係のないストーリーで、
幸せか不幸かはっきりしない終わり方なのに、とてもすっきりした読了感。

人から愛されていることになれているけれど、
人を愛することがわからない少女が、遠い異国の地で選択肢を間違えて、娼婦となる。
空虚も不幸も悪も描かれることなく、客や画家や図書館の女性と出会う中で、
彼女は・・・・・・










・・・なんだろう、この説明しようとすればするほど出てくる
「コレジャナイ」感は??

とにかく! 
主人公は誰を責めることもなく、他人を否定することもない。
その中で愛することを学んで、愛されることを学んで、
客にとっての11分間の意味を知って、彼女は一つの選択をする。

それはとても辛くて、また間違えるんじゃないかと恐ろしいもの。
そう感じる彼女を見て、彼女は成長したのだと読者は知る。
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by usedpeople | 2013-04-25 01:45 | 本。